長い梅雨が明け、一気に猛暑日が続いた8月1日(木)労務厚生委員会主催の研修会が
大田区産業プラザ PIO にて18時より開催された。
研修内容もタイムリーな「熱中症予防」~ 体調管理・作業環境管理・作業管理で安全に~
人間総合科学大学 健康栄養科 奥田 奈賀子 医学博士・医師 をお迎えし
イラスト、図解を用いて熱中症の基礎知識から体のメカニズム、予防法、
又、熱中症の3段階別の症状の特徴と対処法を丁寧にレクチャーして頂いた。
既に熱中症対策は色々な情報が出回っているが、とにかく幼児や高齢者など「体温調整機能」が十分にできない人
高血圧や糖尿病など持病のある方も身体の調整機能の不調により熱中症にかかりやすいそうです。
体の熱がこもらないよう
1 風通しの良い服装 半ズボンはある意味合理的
2 風を起こす(汗の気化を促す 扇風機・内輪)
3 休憩時間には体からしっかり熱を逃がす=服を緩めたり氷をリンパに当てるなど)
4 食事を抜かない=食べ物から塩分、水分が実はとれている
5 尿の排出もある種の熱交換の一種=トイレを我慢しない
盗難防止・アイドリングストップでトラックの運転席は作業中施錠され窓も締まっているので
運転する際は一度窓を全開にしてデフで社内の空気を循環させてからエアコンを入れると
早く冷えます。又、水分をこまめに...は耳にタコですが、コーヒー、緑茶、紅茶など
カフェインを含む飲み物は利尿作用もあるので尿で水分が出すぎる危険もある。
出来れば麦茶・スポーツ飲料等を、意外に良いのは何と牛乳らしいです。
新しい知識として是非社内の安全対策にお使いください。
月初めの1日ということも有り出席18社で少し残念ではありましたが、支部では今後も
経営に役立つ研修会を企画いたしますので是非ご参加ください。