令和6年3月6日(水)、大森スポーツセンターにて運転者講習会を開催しました。
DVD『交差点事故多発のなぜ?~死角に隠れた危険を予測する~』を視聴後、
菊池支部長より開会のご挨拶をいただきました。
まず、警視庁大森署小楠交通課長様より、ご講話いただきました。最近の管内の
交通情勢は事故が増加傾向にあること、トラック等事業用貨物車の交通事故防止、
自転車の交通事故防止について詳しくお話しいただきました。
トラック等事業用貨物車の交通事故防止には、五つのポイントがあるそうです。
1) 死角を理解し、目視確認し、安全確認を徹底
2) 横断歩道では歩行者最優先、車両は手前で必ず一時停止
3) シートベルト着用を徹底し、社外放出事故を防止
4) 路上横臥に注意し、発見したら必ず110番
5) プロドライバーとして優しさと思いやりを持ち、模範運転を実行
自転車の交通事故は管内で多発しており、人身事故のうち60%を占めていて、
特に注意が必要なのは、「出会い頭」「単独転倒」だそうです。事故防止には、
こちらも五つのポイントがあるそうです。
1)ヘルメット着用の徹底・・・
死亡事故の65%は頭部負傷によるので、命を守るために
2) 単独転倒事故に注意
3) 交差点に注意・・・横断歩道は歩行者優先
4) 信号と一時停止の標識を遵守
5) 傘さし運転禁止
交通事故を減らす特効薬はないので、交通ルールを遵守し、
交通マナーをさらに磨くことが大切である、とご教示いただきました。
次に、三菱ふそうトラックバス(株)南関東ふそう品川支社のご紹介で、
東京海上ディーアール(株)によるリスクマネジメントセミナー
『ドライバーのヒューマンエラーの防止』を拝聴しました。
最後に恒例のQUOカード抽選会を行い、閉会しました。参加者は93名でした。