令和8年度 蒲田分会主催「運転者講習会」を実施いたしました

東京都トラック協会大田支部(蒲田分会主催)では、2026年3月13日、大田区産業プラザPiO特別会議室にて「運転者講習会」を開催いたしました。
当日は、68名の大田支部会員・ドライバーの皆様にご参加いただき、春の交通安全運動を前に、改めてプロとしての安全意識を学びました。

冒頭、谷口支部長より「事故ゼロの徹底、安全運転への意識向上」について開会の挨拶があり、二部構成での講習がスタートしました。

第1部:DVD視聴、蒲田警察署管内の事故傾向と法改正への対応

講師:警視庁蒲田警察署 交通課 交通総務係長 信國 朋子 様

蒲田警察署管内の特性(狭小な生活道路や空港至近による交通混雑)を踏まえ、以下の重点項目についてご講話をいただきました。

  • 体調管理の徹底: 直近重大事故事例を引き合いに、体調不良時の運転回避と、組織としての代替・休養判断の重要性。
  • 死角の恐ろしさ: 大型車両からは原付や小型二輪が見えにくい実例(晴海通りでの事故等)を挙げ、目視の徹底。
  • 自転車への青切符適用: 2026年4月1日より施行される自転車違反への反則金制度について触れ、入学・卒業シーズンの人流増加に伴うリスク回避。

最後に、春の全国交通安全運動に向けて街頭活動を強化する予定であること、入学・卒業シーズンで人流増=事故リスク増であるとし、安全最優先での職務遂行を依頼され、結びの言葉となりました。

第2部:メーカー視点による車両特性と具体的行動

講師:南関東日野自動車株式会社 営業企画部 係長格 小澤 裕治 様

自動車メーカーの知見から、事故を未然に防ぐための「具体的な技術と心構え」について、画像・映像を交えて解説をいただきました。

  • 「キープ38」の実践: 道路交通法第38条に基づき、信号のない横断歩道での歩行者優先を徹底。
  • 「努力首」と「降りる勇気」: ミラーやカメラの死角を補うため、顔を動かして確認する「努力首」や、後退時に自ら降車して目視する「降りる勇気」が事故を防ぐ鍵となる。
  • プロとしての品格: 威圧感を与えない車間距離の保持や、SNS等で「常に見られている」という意識を持ち、恥のない運転を心がける。

講習の結びに、加川分会長より「本日学んだ内容を各現場へ持ち帰り、明日からの安全運行に直結させてほしい」との言葉があり、盛況のうちに閉会いたしました。