Webゼミ  平成24年度 新企画  2月号

 御無沙汰しておりましたwebゼミ新企画による再開 第1回 です。

昨年は運輸安全マネージメントについてお届けしました。が
今回は「会社を守る就業規則」と題して皆さんの会社に少しでも役に立てばと存じます。

 運送会社は、人がトラックや荷物を動かして「なんぼ」の商売ですね。
特に乗務員には高価なトラックを預けて貨物を運搬、納品させて運賃収入を得る為には
様々な事が要求されますし、近年社会構造の多様化に伴い、業務によっては24時間
365日の運行も有り管理監督が難しくなってきました。

 ひとたび事故が起きれば、勤務時間や賃金、休日取得状況、運行管理等々あらゆることを
調べられ、不備が有れば処罰の対象となります。
 又、会社側の事情で解雇や時短などの処置をすると乗務員が一人ユニオンに入り
労使粉砕が起こる事も近年多くなってきました。

 一昔の乗務員は職人気質の人が多く、時間や賃金の前に仕事だ!と言う人が多かったのですが、近年はサラリーマン化し、且つ法律事務所も個人破産等の仕事が減り、未払い賃金等を含めて労使紛争をターゲットにしているそうです。又、労働組合が無い会社の従業員でも全く一人で入れる労働組合が有り、ある日突然経営者のもとに押し寄せてくる事も多々あります。

 労働者は昨今のツイッター、LINEなど多くの情報端末から成功事例を目にしたり、勧誘を受けて行動を起こします。

 このようなことから会社を守るには下記のツールが最低限度必要となります。

      採用時              退職時

1 身元保証書          1 念書

2 入社誓約書            守秘義務契約 競業避止契約

3 労働契約書

4 就業規則

5 守秘義務契約

  特に就業規則は採用時に渡し、誓約書に「 就業規則の内容を遵守する」 と言う

項目を必ず入れる事です。又、会社独自の項目や運送法の要素を考慮した運転経歴書の提出や、

アルコール検知器の拒否した場合の懲戒処分等、運送法で定められている乗務員の遵守事項を

就業規則に入れる事もお勧めします。

次回は最近の労使紛争の具体例やコスト、注意点などから会社を守るための具体例などをお届け致します。