トラックドライバー甲子園アワードを見学して

27年2月22日、日曜の午後。私は、有楽町よみうりホールに立っていました。

大田支部女性部の研修会企画担当の一人として、日夜、研修会に使える種を探し続ける私は、今回 第二回開催を迎えるという「トラックドライバー甲子園」に、興味を持っていました。

「トラックドライバー甲子園アワード」とは、一般社団法人ドライバーニューディールアソシエーション(略してDNA)という団体が、トラックドライバーを子供達が憧れる職業にし、国民生活を支えるライフラインとして活躍する運送業界を元気にすること、を目的に行われている、全国のトラックドライバーの発表会です。

参加企業のトラックドライバーが、数人でチームを組み、「トラックアカデミー」という講習会でプレゼンの練習。様々な目標やテーマの勉強会を経験し、成果をあげたその取り組みを、優秀企業メンバーが、発表するのです。今回からは、国土交通省が後援しています。(すごいですね。)
と、パンフレットを読んでいるだけでは、実際どんなもんだか、想像が全くつきません。 優秀な参加チーム名が、「チームゴリラ」とか「番長一家」とか、なんだか怪しい走り屋グループのようです。と、言う訳で、「第2回トラックドライバー甲子園アワード」に潜入し、私、見学してまいりました。 さて、少し遅れて来場した、2200人も収容できる広いよみうりホールは、自分の席は確保できたものの、すでに結構な混み合いを見せています。 初回大会の時には、東京都トラック協会8階の会議室で行われていたと、聞いていましたから  それから、2年でここまで大きな会に発展とは、驚きです。
舞台では、大きなスクリーンを背にして、各チームが発表しています。 「情熱プレゼン」では、優秀なトラックドライバーさん達が、自社の紹介や、仕事への意欲の向上を果たした実体験などを、見事な話術で説明しています。 中には、ドライバーでは無く事務担当の女性までもが、熱弁を振るっています。
すごい!「怪しい走り屋チーム」など、とんでもない。 トラックドライバーさんが、まるでベテラン営業マンのような、身ぶり・手振りを付けたプレゼンテーション。 往々に、トラックドライバーさんとは、無口で愛想が無いものです。トラックアカデミーでの勉強期間が、たった5カ月程度なのに、この完成度は信じられません。ユニークなチーム名を付けているのは、自分たちのテンションを上げるための、一つの方法のようです。 ただ一方的に学ぶだけの研修では無く、チームで考え、自ら行動を起こす事が、人の内面にある才能を伸ばしているのかも知れません。 パンフレットで参加企業を確認すると、東京都トラック協会の、会員のお名前を見つけることが出来ました。 大田支部では、金羊社ロジテムさん、足立支部長の藤倉運輸さんのお名前も有りました。金羊社ロジテムさんは、この日表彰もされていました。やはり優秀な事業者との名高い会社は、社員教育が行きとどいているものですね。

今、運送事業は、人材不足が叫ばれています。 若いドライバーは、より意識の高い企業に行きたいと希望するのは必然。 若者が、己の未来を託せる会社を、自由に選択できる時代です。 私達運送事業者は、良い人材を作り、より良い企業になるよう、取り組んでいく事が重要です。 社員の意識向上を図るためには、「トラックドライバー甲子園」は、一つの方法と言えましょう。

ただ、この会を運営している、一般社団法人ドライバーニューディールアソシエーション。 発足から日が浅いため、トラックアカデミーの勉強会に参加するには、月の会費とは別に、5名で25万円と、まだ少し費用が高いようです。 (今日の観覧料は1人5000円です。)    今後の発展が、大いに期待されます。

さて、今回の女性部の研修会の種になるかも・・を期待した、下見見学。女性部研修会の種になるのか、花咲くかは後にして、大変心揺さぶられる、意義ある見学でございました。

トラックドライバー甲子園アワード

この報告書を、大田支部女性部研修会企画の為の一活動報告として、HPに掲載します

大田支部女性部 幹事会